管理人のブログ      むし屋 10月(その4) 2024年


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10月06日

 

常陸大宮市盛金の初めての場所でライトトラップをしてきました。

 

最初、大子町小生瀬で設置して6時に点灯したらすぐに雨が降り出しました。

 

この場所には大量のクリのイガが落ちていて箒(ほうき)で掃き集めたのですが、ものすごい獣臭が漂っています。

 

毎夜、イノシシが来ていると思い、クマ鈴は着けました。

 

雨が降ってきたということは、今夜はこの場所に嫌われたので帰りなさいということかな。

 

今、蛍光灯を壊わしたら、どこにも売っていません。

 

すぐに片付けてスマホが繋がる場所まで下りてきて雨雲レーダーを確認すると、画面に雨雲は出ていません。

 

そこで新規開拓していた常陸大宮市盛金に移動して、暗闇の中、再セットしてスタート。

 

 

ムクゲコノハ ヤガ科

 

成虫出現は4〜10月

 

幼虫食樹はコナラ、クヌギ、クリ、オニグルミ、サワグルミ。

 

点灯してすぐに飛んできました。

 

ボロで何度も見ているガでも、いきなり大型種がくるとテンション爆上がりです。

 

ムクゲコノハ

 

お腹を撮影。

 

♀ならうれしいのですが、♂のようです。

 

死んだふりをしているだけで元気です。

 

オオウンモンクチバ ヤガ科

 

成虫出現は5〜10月

 

幼虫食草はクズ、フジ、ヌスビトハギ、ヤブマメ、エニシダなどマメ科です。

 

 

ヒメハナマガリアツバ ヤガ科

 

そっくりな、ハナマガリアツバかもしれません。

 

この子の開張は24mmです。

 

オオマエアカアツバ ヤガ科

 

成虫出現は5〜10月

 

幼虫食草は枯葉です。

 

そっくりなミヤマアカマエアツバアカマエアツバがいて、アカマエアツバは北方系で本土では珍しいそうです。

 

ミヤマアカマエアツバは白いスジが太くて鮮明だそうです。

 

エゾギクキンウワバ ヤガ科

 

成虫出現は6〜10月

 

幼虫食草はエゾギク、ヒメジョオン、アレチギク、キンセンカなどです。

 

オオバコヤガ ヤガ科

 

成虫出現は5〜6月、9〜10月の年2化

 

幼虫食草はギシギシ、イヌタデ、アオミズ、オカトラノオなどです。

 

前翅の腎状紋は淡色で、環状紋の内側に小さな突起があるのが特徴です。

 

テンクロアツバ ヤガ科

 

成虫出現は5〜10月

 

幼虫食草はイネ科のノガリヤス、カモジグサ、クサヨシ、ササ類などです。

 

アカウラカギバ カギバガ科

 

成虫出現は5〜10月

 

幼虫食樹はユズリハです。

 

アオヘリホソゴミムシ ゴミムシ科

 

湿地や田んぼの周辺に多いです。

 

成虫越冬です。

 

渡良瀬遊水地で冬のアカガネオサムシ採集で結構見つかります。

 

好きなゴミムシです。

 


 

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