管理人のブログ      むし屋 10月(その2) 2024年


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ギンモンカギバ (カギバガ科) の飼育記録です。

 

ヌルデ (ウルシ科) で飼育します。私の場合、樹液が皮膚に着いてもかぶれません。

 

ヌルデは近くの偕楽園公園林縁の藪や河川敷にたくさん生えています。

 

 

←9月23日、里美牧場でのライトトラップに来ました。

9月24日

 

 

 

mmぐらいの小さな卵を数個産みました。

9月28日

 

 

卵の中に幼虫が見えます。

 

急いでヌルデの葉っぱを採ってきました。

9月29日

 

孵化

 

体長2mmぐらい

 

初齢

 

孵化1日目

 

体長2mmぐらい

 

夕方、ヌルデの葉っぱに食いつきを確認しました。一応、一安心。

10月02日

 

2齢

 

孵化4日目

 

体長4mmぐらい

 

頭が2つに割れ、尾状突起があってカギバガ科の特徴が確認できます。

10月03日

 

2齢

 

孵化5日目

 

体長5mmぐらい

10月05日

 

3齢

 

孵化7日目

 

体長11mmぐらい

 

上の写真の子とは別固体で、一番大きな子です。

10月06日

 

4齢?

 

孵化8日目

 

体長18mmぐらい

10月07日

 

4齢?

 

孵化9日目

 

体長20mmぐらい

 

まったく齢が不明です。

 

だんだん擬態する獣の糞に似てきました。

10月09日

 

4齢or終齢 孵化11日目、 体長22mm(尾状突起は除く)

 

テンの運子にそっくりです。消化しない木の実まで表現しています。

 

 

頭部拡大

10月10日

 

蛹化準備

 

孵化12日目

 

食べていたヌルデの葉っぱに糸を吐いて体を固定しました。

 

糸は、背中側に1本、お尻側は大量です。

 

尾状突起は見えなくなりました。

10月11日

 

前蛹

 

孵化13日目

 

お尻側は大量に吐いた糸で固定され、頭部側が縮みました。

 

なので、背中側にあった糸1本は頭の前にありますネ。

 

全部で3匹いるのですが、全員この形で止ったので、これがサナギなのでしょう。

10月18日

 

羽化

 

室内で飼育したから羽化してしまったのか、自然界でも秋に羽化するのかはわかりません。

 

これで飼育記録は終了します。

 

 


 

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