管理人のブログ      むし屋 07月(その9) 2024年


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ギンモンスズメモドキ(シャチホコガ科)の飼育記録です。ヤマモミジで飼育します。

 

7月5日、大子町つつじヶ丘でのライトトラップ翔んできた♀が産卵しました。

 

昨年は東京のメル友さんから頂いた卵から飼育したのですが、失敗しました。

 

 

ギンモンスズメモドキ

 

成虫出現は5〜8月

 

幼虫食樹はカエデ科、ムクロジ科です。

 

昨年は御前山からイタヤカエデの葉っぱを採ってきましたが遠いので、今回は自宅のヤマモミジを使います。

7月5日

 

 

直径1mmぐらいと大きい

 

にわとりの卵と同じ乳白色です。

7月11日

 

孵化

 

産卵7日目

 

体長5mmぐらい

 

自分の出てきた卵の殻を齧っています。

7月12日

 

初齢

 

孵化2日目

 

体長5mmぐらい

 

ヤマモミジに食いつき運子も確認できます。

7月15日

 

2齢

 

孵化5日目

 

体長10mmぐらい

7月19日

 

2齢

 

孵化9日目

 

体長15mmぐらい

7月21日

 

3齢

 

孵化11日目

 

体長20mmぐらい

7月25日

 

3齢?

 

孵化15日目

 

体長22mmぐらい

 

なにかちょうだい。』おねだりのポーズ

 

おねだりといえば、兵庫県知事が、連日ネットニュースで賑っています・・・(笑い)

7月27日

 

4齢?

 

孵化17日目

 

体長30mmぐらい

 

(この子)1匹だけ黄色い子がいて目立ちます。

7月28日

 

4齢?

 

孵化18日目

 

体長30mmぐらい

 

上の写真と同じ子ですが、今日は緑色に見え、より綺麗です。

 

イモムシハンドブック:文一総合出版』には、刺激を受けると尾脚の先端から糸状突起を突出させる ・・・ と記載されていますが、うまく撮影できません。

 

最近まで飼育していたタッタカモクメシャチホコと同じですネ!

 

何度か撮影チャレンジしてみます。

7月31日

 

糸状突起

 

イモムシハンドブック:文一総合出版』には、刺激を受けると尾脚の先端から糸状突起を突出させる ・・・ と記載されているので実験。

 

体の青い子(上の写真)は1匹しかいないので、たくさんいる茶色の子でやってみました。

 

カメラを構えて筆でコチョコチョ。

 

見事、糸状の肉質突起を出してくれましたが、一瞬です。

8月01日

 

4齢から終齢へ脱皮

 

朝、飼育ケースを覗いたら一斉に脱皮していました。

 

右側にあるのが脱皮殻です。

8月01日

終齢 茶色の子 体長50mm

 

終齢 緑色の子 体長50mm

8月08日

終齢 体長60mm  室外で、太陽の光りで撮影してみました。

8月12日

 

亜終齢 (色変り)

 

緑色の子の体色がピンクになって葉っぱを食べなくなったので、木材チップの飼育ケースに引越しました。

8月15日

前蛹 茶色の子

前蛹 緑色の子

8月17日

 

 

体長29mm

 

これで観察記録は終了です。

 

今月30日、大子町役場に生物調査報告書の納品に行くので、小生瀬の山中に浅く埋めてきます。

 

 


 

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