管理人のブログ      むし屋 09月(その10) 2025年


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9月22日

 

ムシ好き少女A子ちゃんからライトトラップのリクエストがあり、日程調整と場所が大子町小生瀬でということに決まりました。

 

8月にA子ちゃんとA男君からライトトラッツプを誘われていましたが、連日の35℃越えの猛暑と夏のイベントが重なり、断り続けていましたが、やっと再開です。。

 

 

←手前は私。

 

真ん中は虫好き少女A子ちゃん。

 

奥が虫好き少年A男君。

 

条件:晴れ、無風、月齢は新月、20時の気温17℃でした。

 

虫好き少女B子ちゃんは欠席。虫友ご夫婦の奥様だけ参加。

 

里美牧場は新月なので、天体観測グループとかち合う事になるところでこちらにして正解でした。

 

クスサン ヤママユガ科

 

欲しかったクスサンがきてくれました。それも♀2匹です。

 

虫好き少年と1匹づつ分けて持ち帰り、産卵したら卵はくれることになりました。

 

産卵しても孵化は来年春なので卵越冬です。

 

幼虫食草はクスノキ、クリ、ヌルデです。

 

クスサン ヤママユガ科

 

私の持ち帰ったは、産卵しないでその晩死んでしまいました。(もうどこかで産卵済み)

 

虫好き少年が持ち帰ったは、産卵してすぐに死んでしまったそうです。

 

卵越冬なので孵化する来年4月まで屋外で保管します。

 

オオアヤシャク シャクガ科

 

成虫出現は6〜9月の年2化

 

幼虫食樹はホオノキ、タムシバ、コブシ、モクレンなどです。

 

楕円形の卵を産みました。

 

ナカシロオビエダシャク シャクガ科

 

成虫出現は6〜9月の年2化

 

幼虫食樹はモミなどです。

 

開帳76mmと大きいです。

 

初見です。

 

キマダラオオナミシャク シャクガ科

 

成虫出現は6〜11月の年3化

 

幼虫食草はイワガラミ、マタタビ、サルナシなどです。

 

オオバナミガタエダシャク シャクガ科

 

成虫出現は6〜7月、9月の年2化

 

幼虫食樹はズミ、ウメ、ハルニレ、ヤマハンノキ、コナラ、クリなどです。

 

ハガタナミシャク シャクガ科

 

成虫出現は5月、8〜10月の年2〜3化

 

幼虫食草はヤマブドウなどです。

 

オビカギバ カギバガ科

 

成虫出現は4〜9月の年2化

 

幼虫食草はヤマハンノキ、シラカンバ、ダケカンバ、ヤシャブシなどです。

 

産卵しましたが過去に飼育済みなので、今回飼育しません。

 

ヒトツメカギバ カギバガ科

 

成虫出現は5〜10月の年3化

 

幼虫食樹はクマノミズキ、ミズキなどです。

 

オオキノメイガ ツトガ科

 

成虫出現は8〜10月の秋のガ

 

幼虫食樹はイイギリです。

 

オビガ ツトガ科

 

成虫出現は6〜9月の年2化

 

幼虫食草はハコネウツギ、スイカズラです。

 

キシタバ ヤガ科

 

成虫出現は6〜10月の年1化

 

幼虫食草はフジです。

 

キシタバ ヤガ科

 

確認するのに後翅が見える様に、前翅を開いてみました。

 

ハイイロキシタヤガ ヤガ科

 

成虫出現は6〜9月

 

幼虫食草は不明です。

 

 

ハイイロキシタヤガ

 

横からの撮影です。

 

キシタミドリヤガ ヤガ科

 

成虫出現は7〜9月

 

幼虫食樹はコナラ、オニグルミなどです。

 

7月の八溝山でのライトトラップにも、たくさん飛んできました。

 

トビケラの仲間の卵のう

 

ライトトラップ設営場所近くのクリの葉っぱに透明な不思議な物体を見つけました。

 

『昆虫ブログ 虫探検広場』 の園長さん(管理人)の説明で、トビケラは水中に産卵するグループと陸上に産卵するグループがいるそうです。

 

種類数、数共ものすごく少なくなって、大量に来襲していたカメムシは1匹も来ませんでした。(耳栓もいらないくらいになりました。)

 

終了時、今シーズンのライトトラップも終わりかな・・・という声も聞かれましたが、まだまだレア物を狙います。

 

 


 

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