管理人のブログ      むし屋 10月(その3) 2025年


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10月17日

 

石岡の家から水戸へ帰る途中、かすみがうら市の 『閑居山登山口』 に廻ってライトトラップをしてきました。

 

隣接して、国立森林総合研究所の研究林ですが、林床はきれいに手入れされていて、低木や草が生えていません。

 

日の入り時間は5時です。暗くなったら近くでハクビシンが吠えていましたヨ。

 

 

←『閑居山登山口』 案内標識

 

閑居山 ・・・ 読めますか?

 

かんきょさん』 て、読みます。

 

閑居山登山口 (標高56m

 

石岡の家からそう遠くないので、年に数回ここでライトトラップをしています。

 

近くの『石森林公園』や、『雪入りの里公園』でやりたいのですが、2箇所とも昆虫採集禁止です。

 

以前、雪入りの里公園で、昆虫観察会を頼まれたことがあります。

 

オオホシミミヨトウ ヤガ科

 

前翅長15mm(実測値)

 

成虫出現は4月〜10月

 

幼虫食草はキク科のタチアワユキセンダングサ、オオバナノセンダングサ、ヒマワリ、ウスベニニガナ、チチコグサモドキ、スイゼンジナなど。

 

南方系のガで、生息域を北上中のようです。

 

『皆で作るガ類図鑑の掲示板』で教えて頂きました。

 

初見です。模様が渋くて好いですね〜〜〜

 

ウスグロセニジモンアツバ ヤガ科

 

成虫出現は4月〜10月

 

幼虫食草は飼育下でサクラだそうです。

 

初見です。

 

ハスモンヨトウ ヤガ科

 

成虫出現は一年中

 

幼虫食草は80種以上が知られていて、農業害虫として有名です。

 

ホソバミドリヨトウ ヤガ科

 

成虫出現は6月、9〜10月の年2化

 

幼虫食草は分っていません。

 

似た種にキシタミドリヤガ、ウグイスセダカヨトウがいます。

 

9月27日、水戸市森林公園でのライトトラップにもきてアップしています。

 

マエウスキノメイガ ツトガ科

 

成虫出現は7〜10月

 

幼虫食草はダイズ、インゲンマメなどマメ科作物の害虫です。

 

オオキノメイガ ツトガ科

 

成虫出現は6〜11月

 

幼虫食樹はヤマナラシ、イイギリ、ポプラ、ネコヤナギなどヤナギ科植物です。

 

ライトトラップで常連客の普通種です。

 

クビシロノメイガ ツトガ科

 

成虫出現は8〜11月

 

幼虫食草は不明です。

 

トリバガ科

 

なんかこの科は好きなんです。

 

マダラスズ ヒバリモドキ科

 

成虫出現は6〜11月

 

体長4mmの小さなコオロギです。

10月14日

 

茨城県植物園 (那珂市戸)で、来年2月8日に予定している 『越冬昆虫観察会』 の準備のコモ巻きをしてきました。

 

 

←今までは独りでやっていたのでコモを縛るのに頭で押さえながらだったのですが、今年はムシ友が手伝ってくれたので早く終わりました。

 

設置時期の目安としていたのがハロウン祭りのイベントでしたが、4月から指定管理者が変わったのでこのイベントはなくなりました。

 

来月、植物園内に温泉、レストラン、キャンプ場がオープンします。

 

ハラビロカマキリ カマキリ科

 

ハラビロカマキリの茶色型は珍しいです。普通は緑色です。

 

前翅の中央付近の左右横側に白点があるのか特徴です。

10月12日(日)

 

常陸大宮市盛金でライトトラップをしてきました。

 

朝は八溝山に行こうと考えていましたが、午前中、『水戸市ローラースケート少年団』の練習を終え帰宅すると、妻に庭の草取りを頼まれていたのを思い出し、出発が遅くなってしまいました。

 

まあ、大子町のツツジヶ丘に変更すればいいや・・・

 

途中、防寒着を忘れ自宅に戻ったりしたら更に遅くなり、途中のスーパーで夕食の買い出しをしたらどんどん暗くなり、ツツジヶ丘にも行けません。

 

今や日の入り時間は5時です。ライトトラップの設営に30分掛かります。

 

 

クロシデムシ シデムシ科

 

哺乳類、鳥、爬虫類などの死体を食べる森の掃除屋さんです。

 

死臭、腐敗臭がすごいのと、衛生的にも触れません。

 

カブトムシの小型ほどの大きさがあり、立派です。

 

飛んできて、後翅を出したまま、止っていました。

 

アヤトガリバ カギバ科

 

成虫出現は4〜6月、9〜10月の年2化

 

幼虫食草はクサイチゴ、モミジイチゴ、ノイバラなどです。

 

マエキトビエダシャク シャクガ科

 

成虫出現は5〜7月、9〜10月の年2化

 

幼虫食樹はイヌツゲ、ソヨゴ、アオハダなどです。

 

リンゴツノエダシャク シャクガ科

 

成虫出現の10月は見あたらないので、一応記録としてアップしました。

 

先月まで、幼虫を飼育していました。

 

同定中 シャクガ科

 

すれてしまっていて、同定はむずかしい。

 

同定中 ヤガ科

 

すれてしまっていて、同定はむずかしい。

 

ニレキリガ ヤガ科

 

成虫出現は6〜10月の年2化

 

幼虫食樹はエノキ、ハルニレ、ニレ、ケヤキなどです。

 

ウンモンクチバ ヤガ科

 

成虫出現は5〜6月、8〜9月の年2化

 

幼虫食草はフジ、ハギ、ニセアカシアなどです。

 

似た種にオオウンモンクチバニセウンモンクチバがいます。

 

カラスヨトウ ヤガ科

 

成虫出現は7〜12月

 

越夏休眠、成虫越冬

 

幼虫食草はヤブガラシ、イタドリ、バラ、タンポポ、セリなどです。

 

大型種のヤママユ♀が2匹きましたが、1匹の翅はぼろぼろです。

 

ムシの飛来数が少ないので7時でやめてしまいました。夏ならまだ点灯もしない時間です。

 

 


 

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