管理人のブログ      むし屋 09月(その7) 2023年


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ハグルマトモエ(ヤガ科)の飼育記録です。

 

ネムノキ(マメ科)で飼育します。ネムノキは、夜、葉っぱを閉じで眠ります。

 

水戸にネムノキは多いですが、今の時期、きれいな葉っぱの残っている木は少ないです。

 

ネムノキは水の吸い上げが悪く、葉っぱがすぐにばらばらに取れてしまいます。

 

 

8月30日

 

ハグルマトモエ

水戸市鯉淵町

(常磐自動車道BOX壁)

 

前縁に近い黒い2本の線が外側に向かって開いているのが本種で、平行なのがオスグロトモエです。

9月01日

 

 

産卵しました。

 

一度飼育経験しましたが、再度飼育します。

 

 

きれいな模様です。

9月04日

 

初齢

 

孵化しました。

 

体長4mm

9月08日

 

2齢

 

孵化5日目

 

体長測れません。

 

まだ細くてどこにいるのか見つけられないので、ネムノキを揺すって落とさないと確認できません。

9月12日

 

3齢?になった

 

孵化9日目

 

体長20mm

 

細長いだけのイモムシです。

 

肉眼でもいるのがわかるようになりました。

9月15日

 

3齢4齢

 

孵化12日目

 

体長33mm

 

細長いだけのイモムシで、特に特徴はありません。

9月19日

 

4齢

 

孵化16日目

 

体長48mm

 

細長いだけのイモムシです。

 

上の枝に脱皮殻が見えます。

9月22日

 

終齢

 

孵化19日目

 

体長72mm

 

細長いだけのイモムシです。

 

触ると、ピョンと跳ねて逃げます。

9月25日

終齢  孵化22日目  体長77mm

 

皆んな上の写真ように体に模様がないのですが、この子だけ濃い模様があります。

 

 

 

孵化22日目

 

一番早い子です。葉っぱを寄せ集めて繭を作りました。

 

これで飼育記録は終了し、繭と終齢幼虫をリリースしてきます。

 

おまけ

 

←ネムノキの大木にリリースしましたが、ハグルマトモエは夜行性のため動きは鈍く、上に上がっていきません。

 


 

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