管理人のブログ      むし屋 02月(その2) 2025年


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ウスバシロチョウ (アゲハチョウ科) の飼育記録です。

 

卵は昨年5月、八溝山で母蝶を採集し採卵したもので、昨年からの続きとなります。

 

食草はムラサキケマンケシ科)です。

 

正月明けに近くの公園から採集し鉢植したものを使います。

 

 

ムラサキケマン(ケシ科)

 

水戸市 偕楽園公園からの鉢上げ

 

飼育ケースの中にムラサキケマンを植え、このスタイルで飼育します。

 

林や農道の路肩などどこにでも生えている雑草です。

 

ヨモギと間違えて食べたらやばい毒草です。

 

落ち葉は、幼虫は食事以外、食草にはいないので、隠れ家です。

2月10日

 

越夏、越冬した卵を飼育ケースに入れて室内に取り込みました。

 

白いマットは乾燥防止の濡れティッシュ。

 

過去に2回、越夏、越冬に失敗したので、今回は洗濯ネット(ダイソーで100円)に入れ、植え込みの地面に直接置いて乾燥を防ぎました。

2月11日 建国記念日

 

孵化

 

卵から出る瞬間を撮影できました。

 

右隣の卵も黒い頭が見えているのでまもなく出てきます。

 

卵の直径は1,4mmです。

 

初齢

 

体長3mm

 

筆でムラサキケマンの葉っぱに移動しました。

2月12日

 

初齢 (孵化2日目)

 

体長3mm

 

ムラサキケマンの葉っぱの上で動いています。

 

食痕はまだ確認できていません。

2月17日

 

初齢 (孵化7日目)

 

体長3mm

 

日中は飼育ケースを屋外に出しているので、どこにいるのか不明です。

 

夜間は飼育ケースを屋内に取り込み、室内の明かりを遮るため新聞紙を被せて真っ暗にしています。

 

食痕、運子が確認できません。

 

その後、食いつかず、全部、死んでしまいました。

 

後日、ムラサキケマンと思っていたのが、ヤブジラミオヤブジラミではないかと気がつきました。

 

4月05日

 

4齢?

 

体長15mm

 

新たに幼虫が手に入りました。

 

今度は確実に花が咲いているムラサキケマンを見つけて与えました。

4月11日

 

終齢

 

体長24mm

 

大分メタボぎみ。

 

頭は左側

 

現在、ムラサキケマンは花が咲いています。

4月18日

 

前蛹

 

飼育ケースの蓋の不織布にぶら下がり、繭を作り始めました。

 

落ち葉を丸めてサナギになると思っていましたが、違いましたネ。

 

(まゆ)

 

飼育ケースの角(かど)にしっかりした繭を作りました。

4月21日

 

サナギ

 

繭の中から出してみました。

 


 

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