管理人のブログ      むし屋 04月(その1) 2022年


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4月8日

虫友と山歩きをしてきました。

 

 

マツノマダラカミキリ金網トラップ

笠間市の山林

 

 

 

マツノザイセンチュウにより昨年枯れた赤松の幹に金網を巻いてきました。

 

マツノマダラカミキリが羽脱するのは、6月中旬〜7月ですが、この頃になると蚊に刺されることになるので、早めに設置しました。

 

採集後、この金網は撤去します。

 

 

近くで見ると、こんな感じです。

4月7日

今日は石岡の家の掃除に出かけました。

 

何気なくベランダに出ると、↓写真のアシナガバチが巣作りをする場所を探して軒を飛び回っていました。

 

 

セグロアシナガバチ スズメバチ科

石岡市の自宅

 

 

 

セグロアシナガバチはアシナガバチの中で攻撃性、毒性とも最強です。

 

このハチは殺虫剤が掛かって死んだばかりですが近くで見るとなかなかきれいですネ。

 

巣作り前なので女王蜂ですネ。

 

今日もこの武器を手にしてひと吹きで仕留めることができました。

 

この殺虫剤は高いが12mも飛ぶので最強です。

 

石岡の家には常備品です。

 

殺虫剤が掛かるとアリも運んでいきませんネ。

4月6日

 

城里町御前山登山口駐車場でライトトラップをしてきました。

 

標高38m、気温20℃

 

18時05分点灯〜19時50分消灯。

 

手前に皇都川が流れています。

 

そのため、天幕が真っ黒になるほど数種類のカワゲラが翔んできました。耳栓をしましたヨ。

 

エゾヨツメ ヤママユガ科

城里町皇都

 

 

城里町小勝に続いて2箇所目の産地なので、一応記録です。

 

ツマアカシャチホコ  シャチホコガ科

城里町皇都

 

 

成虫は4〜10月の年2化

 

幼虫食樹は、ヤマナラシ、ヤナギ類です。

 

ツマアカシャチホコ

 

真上から撮影

 

ツマアカシャチホコ

 

いつものお顔拝見

 

チャマダラキリガ ヤガ科

城里町皇都

 

成虫は3〜4月、11月の年2化

 

幼虫食草は、不明。

 

成虫越冬なのでこの個体は、狭い処で越冬したのか右の翅が壊れています。

 

本種は固体変異が激しいです。

 

クロチャマダラキリガに似ていますが、チャマダラキリガは前翅外縁が鋸目状です。

 

マエシロモンキノカワガ コブガ科

城里町皇都

 

成虫出現は、3月、6〜9月

 

幼虫食樹は、アラカシ、コナラの枯葉、ミズナラ、カシワ、イタジイ、マテバシイなど。

 

ウスバキエダシャク シャクガ科

城里町皇都

 

成虫は4〜5月

 

幼虫食樹は、ヤシャブシ、クマシデ、イヌツゲ、マユミ、ナツハゼ、エゴノキ、ハルニレ。

 

似た種に、ウスバシロエダシャクナカウスエダシャクがいます。

4月5日

偕楽園の観梅が終了し、茨城県民の入園料が無料になったので、自転車で久々に偕楽園に行ってみました。

 

県民でも入り口で、免許証、保険証など県民である証明書を提示しないと有料です。今日はマイナンバーカードで入場してみました。

 

観梅中、偕楽園とその周辺の市営駐車場は、市民も県民も有料です。

 

 

タケウチトゲアワフキの巣 成虫はこちら

水戸市偕楽園

 

 

タケウチトゲアワフキは、菩提樹や大葉菩提樹の低い枝に写真のような石灰質の巣を作り、その中に棲んでいます。右上の丸いのは、菩提樹の新芽です。

 

観梅客の邪魔になると考えたのか、低い枝は全て剪定され、暮にはたくさんあった巣が5個しか残っていませんでした。

 

4月1日

気温が上がらず、風も強く大分寒い一日でした。

 

最近お気に入りの里山の散歩コースです。

 

コロナがまた増えていますが誰にも会わずに楽しんでいます。

 

 

アズマヒキガエルの卵塊  両性類 カエル科

水戸市全隈(またぐま)

 

茨城県RDB 2016 情報不足

 

環境省RDB 指定外

 

小さな水溜りにたくさんの卵塊が

 

これが全部孵っても、鳥や蛇に食べられてしまうのでしょうネ。

 

 

 

トウキョウサンショウウオの卵嚢   

両性類 サンショウウオ科

水戸市全隈(またぐま)

 

茨城県RDB 2016 準絶滅危惧

 

環境省RDB 2014 絶滅危惧U類

 

上のカエルと同じ小さな水溜りに4つの卵嚢(らんのう)がありました。

 

袋の中ではもう孵化しています。上のカエルと共食いの生存競争が始まるのですネ。どちらも肉食です。

 


 

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