管理人のブログ      むし屋 04月(その16) 2022年


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クロモンキリバエダシャク (シャクガ科)の記録です。

 

自宅にあるクヌギで飼育します。

 

4月12日

 

クロモンキリバエダシャク

水戸市木葉下町でのライトトラップにきました。

 

幼虫は長い肉質突起がありユニークで飼育したいと思っていたので、飼育ケースに大きく、『卵産んで』と書いたら、ほんとうに産卵してくれました

 

成虫出現は、3〜4月です。

4月14日

 

産卵

 

もうどこかで産卵してしまった残りなのか、少しだけ産卵しました。

 

 

大きさは1mm弱で非常に小さい。

4月18日

 

卵 (産卵4日目)

 

色がついてきました、

4月22日

 

卵 (産卵9日目)

 

黒くなってきました。

4月23日

 

孵化 (産卵10日目)(孵化1日目

 

体長1.5mmぐらい

 

どこにいるか分からないほど小さいです。

 

髪の毛より細い気がするけど、歩き方はまさしくシャクガです。

4月24日

 

1齢  (孵化2日目

 

クヌギに食いついたようで、運子が確認できます。

4月25日

 

2齢?  (孵化3日目

 

まだ髪の毛より細く、体長は4mmぐらいの感じです。

4月28日

 

2齢?  (孵化6日目

 

肉眼でも確認できる大きさになりました。

 

体長は6mmぐらいでいつも写真のように弓なりに曲げて体を左右に揺らします。

 

背中に肉質突起が現れました。

4月29日

 

3齢?  (孵化7日目

 

いつも葉っぱの裏にぶら下がっていて、振動を感じると体を左右に揺らします。

 

背中の肉質突起が二つになってきましたヨ!

5月03日

 

4齢?  (孵化11日目

 

体長22mm。餌の葉っぱを取り替える時、やっと体長を測れました。 

 

常に体を左右に揺らしているので、撮影は難しい。

5月06日

 

4齢から5齢  (孵化14日目

 

飼育ケースを覗いたら、脱皮中でした。

 

下に脱皮殻が見えます。

 

 

体長は、測れません。

5月08日

撮りたかった写真撮影ができました。

 

 

孵化幼虫の体長1.5mmから大切に飼育していましたが終齢になってしまいました。

5月13日

 

終齢  (孵化21日目

 

体長32mm

 

食べていたクヌギの枝から下り、飼育ケースの中を歩き回っていたので蛹化場所を探しているのだと思い、カブクワマットに移動しました。

5月15日

 

(まゆ)  (孵化23日目

 

カブクワ飼育用のくぬぎマットを集めて繭を作りました。

 

この中でサナギになるようです。

 

繭を壊すと管理が難しくなるので、羽化するまでこの繭を壊さないことにしました。

 

羽化は来春です。

 

 


 

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