管理人のブログ      むし屋 06月(その3) 2023年


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アケビコノハ(ヤガ科)の飼育記録です。

 

自宅にあるミツバアケビで飼育します。

 

5月21日

茨城県植物園の【春の昆虫観察会】でミツバアケビにいたこの幼虫を、参加した小さな男の子が見つけました。

 

昨年は国営ひたち海浜公園での観察会で、アケビコノハヒメコバチに産卵された個体だったので、今日の遭遇はうれしい。

 

 

アケビコノハ

 

 

真っ黒いです。

 

今まで幼虫を採集して飼育した個体は、最後に寄生蜂が出てきて終わったので、無事最後まで蜂がでてこないことを願います。

5月28日

 

←我が家にきて一週間です。

 

体色が紫色になりました。

 

 

体長は測れませんが相当食べているので大きくなっているのでしょう。

6月1日

 

←体は大分大きくなりました。

6月5日

6月10日

 

←葉っぱを数枚寄せ集めて巣づくりを始めました。

 

 

←横から覗くとこんな感じ。

6月12日

 

サナギ

 

葉っぱを寄せ集めて作った巣を開いてみました。

 

体長40mmと大きい。

 

張り合わせた糸は強力でなかなか開きません。撮影後、クリップで留めておきました。

6月28日

 

←羽化しました。

 

←翅を開いてもらいました。

 

展翅したわけではないので、後翅がきれいには開きません。

 

←いつもの、お顔拝見

 

この後、イモムシを採集した茨城県植物園にリリースしてきました。

 

飼育記録はこれで完了です。

 

 


 

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