管理人のブログ      むし屋 06月(その13) 2022年


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スミナガシ (タテハチョウ科) の飼育記録です。

 

幼虫を探してアワブキの葉っぱの裏側を1枚づつ見ていくと、卵が見つかりました。

 

アワブキで飼育します。鉢植えをもっていないので、葉っぱは山採りしてきます。

 

6月11日

 

 

スミナガシ卵

栃木県 茂木町 飯野

 

昨年、終齢幼虫がいたアワブキの葉っぱで3個見つけました。

 

アオバセセリの巣もありますが、こちらは、今年、飼育しません。

6月15日

 

 

乾燥しないように霧吹きをしながら毎日見ていると、色が変わりました。

6月16日

 

孵化

 

朝起きて確認すると孵化したばかりのようで、卵の殻を齧っていました。

 

体長3mmぐらいですネ。

 

1齢幼虫 孵化1日目

 

夕方、石岡の家から帰ってくると、葉っぱの先端にひもを作りぶら下がっていました。

 

食痕や運子も確認できます。

6月18日

 

簾(すだれ)

 

本人は、葉脈を吐いた糸で固めたアンテナの先っちょにいます。

 

葉っぱを噛み切り、糸でつないでゴミのように簾(すだれ)を作りました。

 

1齢幼虫 孵化3日目

 

体長5mm

6月20日

 

2齢幼虫 孵化5日目

 

体長7mm

 

短い角(つの)が出てきましたヨ

6月22日

 

3齢幼虫 孵化7日目

 

食草のアワブキがしなびてしまったので、水戸市成沢から新しい葉っぱを採ってきて変えました。

 

連日夏日が続くようになり、葉っぱのチェックが大事になりました。

6月24日

 

3齢幼虫 孵化9日目

 

体長17mm

 

食草のアワブキがしなびてしまう前に、城里町北方から新しい葉っぱを採ってきて変えました。

 

(つの)が目立つようになりました。

6月27日

 

4齢幼虫 孵化12日目

 

体長24mm

 

触覚が大分長くなりました。

6月29日

 

5齢幼虫 孵化14日目

 

体長24mm

 

体の模様と触覚が大きく変わりました。

 

アンテナの先っぽの生活から、葉っぱの上での生活に変わりました。

7月01日

 

5齢幼虫 孵化16日目

 

体色が葉っぱの色の緑色に変わりました。

7月04日

 

終齢幼虫 孵化19日目

 

体長41mm

 

朝、飼育ケースの蓋にくっついていました。

 

体色も茶色に変わりました。

 

夕方、糸を吐いて飼育ケースの蓋に固定し、ぶら下がりました。

 

蓋なので撮影がちょっと難しい。

 

抜け殻

 

飼育ケースの底には抜け殻が落ちていました。

7月05日

 

蛹 孵化20日目

 

朝起きてみたら、蛹になっていました。

7月13日

 

蛹 孵化28日目

 

羽化が近いようで、黒っぽくなりました。

7月14日

 

蛹 孵化29日目

 

庭にリリースしました。

 


 

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