管理人のブログ      むし屋 08月(その3) 2018年


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8月31日

 

クロマダラシロヒメハマキ♂ ハマキガ科

笠間市 北山公園

 

建物の壁に着いていました。ホルスタイン模様のガです。

触角が魚の骨のようなので♂です。

 

幼虫食樹は、ソメイヨシノ、ナナカマド、アズキナシ、ズミなどです。

 

似た種に、ニセモンシロスソモンヒメハマキがいます。

 

ツツゾウムシ ゾウムシ科

笠間市 北山公園

 

食樹は、コナラ、クヌギなど、

似た種にコゲチャツツゾウムシがいますが次の点で判別できます。

 

触角の第1中間節と第2中間節がほぼ同じ長さなのでツツゾウムシとしました。

 

ツツゾウムシコゲチャツツゾウムシの判別のポイント

 

 

ツツゾウムシ

触角の第1中間節と第2中間節の長さがほぼ同じ

 

 

コゲチャツツゾウムシ

触角の第1中間節は、第2中間節の1.5倍長い。

8月28日

朝7時半頃から車から出られない程の豪雨となり、一日中雨は止まない予報なので帰ってきました。

 

 

キホソスジナミシャク シャクガ科

檜枝岐村 キリンテ

 

幼虫食草は、ツルアジサイ(ユキノシタ科)です。

似た種に、シロホソスジナミシャクホソスジナミシャクがいます。

 

朝5時半に見に行った道路工事現場の照明灯に着いていました。

カラスが数羽、ここに着いていたガを食べていたので遅かったら全て食べられてしまうところでした。

 

チズモンアオシャク シャクガ科

檜枝岐村 キリンテ

 

幼虫食草は、コイケマ、ガガイモです。

 

道路工事現場の照明灯に着いていました。

 

オオシマカラスヨトウ ヤガ科

檜枝岐村 キリンテ

 

幼虫食樹は、クヌギ、コナラ、エノキ、ヤナギ類、アラカシ、アベマキ。

 

道路工事現場の照明灯に着いていました。

8月27日

 

ミヤマサナエ サナエトンボ科

檜枝岐村 見通川中流

 

体長52mmと小さなトンボです。

名前が深山と付く深い森に生息します。

 

北方系のトンボで、平地で羽化すると山へ上って生活し、成熟すると平地に戻ってくるそうです。

 

コエゾゼミ セミ科

檜枝岐村 見通川中流

 

空窪橋に落ちていました。

 

北海道〜広島県を南限とする北方系のセミです。

 

ヒメオオクワ クワガタムシ科

檜枝岐村 御池

 

ヤナギの樹液を吸うのに集まってきますが、乱獲でほとんど見ることはなくなったそうです。

 

夜やお天気の悪い日は株元にいて日が当らないと樹に登ってこないそうです。

 

毎年、大阪からこのクワガタ観察に来ているという方を車に乗せる事となり、、ヒメオオクワとアカアシクワガタについて教えて頂きました。

 

アカヒゲドクガ(終齢幼虫) ドクガ科

檜枝岐村 ブナ平

 

御池ロッジで昼食を済ませ下ってくると道路上を一生懸命歩いていました。(大きいので早いです)

 

体中、長い毛に覆われていて触るのは躊躇します。

撮影しているとバスが上がってきたので急いで確保。

 

 

アカヒゲドクガ(サナギ) ドクガ科

檜枝岐村 ブナ平

 

ケースに入れていたら翌日サナギになっていました。

サナギになる場所を探して道路を歩いていたのですネ。

 

トリカブトの一種

檜枝岐村 御池田代(湿原)

 

花が満開です。

トリカブトは種類が50種類以上もあるそうで、私には識別ができません。

茨城県にはツクバトリカブトがあります。

 

猛毒です。。。 

 

タマゴタケ(幼菌)

檜枝岐村 ブナ平

タイトル:愛する二人

 

昨日歩いた時は傘を開いたのだけでしたが、今朝は幼菌を多く見かけます。

 

どぎつい色のキノコですがフランス料理では高級食材と聞いています。

8月26日

 

夏休みのイベントが全て終了したので、檜枝岐村へ 「コブ拾い」 に行ってきました。

 

何年かぶりに出掛けたので、道の駅などができていましたが、キリンテの出作り小屋(かやぶき屋根)など残っていてなつかしい・・・

 

水戸を朝の3時に出発し、下道(高速を使わず)で8時に着きました。(休息を入れて5時間)

 

コブヤハズカミキリ カミキリムシ科

檜枝岐村 キリンテ

 

ブナ林の下草の葉っぱの上にいました。

このカミキリは、翅が退化して飛べません。

 

カミキリ屋さんにとって憧れのカミキリです。

 

ヒゲナガゴマフカミキリ カミキリムシ科

檜枝岐村 ブナ平

 

ブナの立ち枯れについていました。

 

ブナ平(だいら)は、国立公園内で採集禁止エリアなので撮影のみです。

 

モーカケの滝御池(みいけ)まで、クマ鈴を鳴らしながら自然観察路を歩きました。

誰にも会いませんでした。

 

 

モーカケの滝

 

落差40

 

平家落人伝説にまつわる滝です。

 

轟音が深いブナの森に響いています。

 

キンスジコガネ コガネムシ科

檜枝岐村 キリンテ

 

イタドリの花にいました。飛びそうになったのであわてて押さえました。

 

成虫は、針葉樹の葉を、幼虫はその根を食べます。

綺麗なコガネムシで人気ですが稀な種です。

 

キベリタテハ タテハチョウ科

檜枝岐村 ブナ平

 

道路上で車に轢かれたヘビの死体の体液を吸っていました。

 

北方系のチョウで涼しい高地にいます。

花にはこないで、樹液、腐った果実、獣糞に来ます。 幼虫食樹は、ダケカンバ、ドロノキ、オオバヤナギです。

 

車中から撮影していました。翅を開くのをねらっていましたが、下からバスが上がってきて飛び去り、2度と戻ってきませんでした。

8月25日 (土) 8時40分集合〜12時

 

那珂市芳野(よしの) で、「生き物調査」 です。 

地域のため池での生物調査のイベントです。

 

 

アオモンイトトンボ(交尾) イトトンボ科

那珂市 芳野

 

皆でコバネアオイトトンボを探しましたがあまりの暑さのせいか見つかりません。

 

この他に、アジアイトトンボとシオカラトンボを観察しました。

 

今日は今年一番の暑さで、水戸気象台で37.6を記録しました。

8月24日

 

ギンモンシマメイガ ツトガ科

笠間市 北山公園

 

建物の壁に着いていました。

 

幼虫の食物は動物性で、スズメバチ科の巣を食べるようです。

スズメバチはイモムシを肉団子にして運ぶので、不思議な気がします。

 

クロウスムラサキノメイガ ツトガ科

笠間市 北山公園

 

建物の壁に着いていました。

 

似た種にウスムラサキノメイガがいますがこちらは前脚に毛束があるので間違えることはないです。

 

幼虫食樹は、クヌギ、コナラ、アベマキの葉。

成虫は花の蜜を吸います。

 

オオウスベニトガリメイガ メイガ科

笠間市 北山公園

 

建物の壁に着いていました。

 

ぱっと見た時、あっ バットマン という印象でした。

 

幼虫食樹は、不明です。

 

シロオビノメイガ メイガ科

笠間市 北山公園

 

建物の壁に着いていました。

 

幼虫食草は、ホウレンソウ、フダンソウ、テンサイ、ウリ類、アカザ、サトウダイコン、イノコズチなど。

8月23日

 

ナシカメムシ クヌギカメムシ科

常陸大宮市 三王山

 

ウメの葉っぱに着いていました。

 

ウメ、ヤマザクラ、ナシの樹液を吸います。

 

ムネビロハネカクシ ハネカクシ科

常陸大宮市 三王山

 

クヌギの樹液を舐めていました。

大型なハネカクシです。

 

アカマダラコガネを探していますが、この夏、まだ見つけられていません。

 

カブトムシ、アオカナブンは終わったようで、どこにもいませんネ!

カナブン、クロカナブンはまだいます。

翅がボロボロのオオムラサキ♀が樹液を吸っていました。

8月22日

 

吾国山へ、キカラスウリの花の撮影に行きましたが開花のタイミングが合いません。

吾国山から見る加波山です。 

パラグライダー離陸場で、カメラTG−5でのパノラマ撮影です。

 

 

ホソミオツネントンボ♂ アオイトトンボ科

加波山

 

加波山から流れ出る標高600mの沢筋にいました。

 

今時分茶色なので新成虫です。このまま越冬し、来春、青色に変わります。

 

台風20号が来ていて、今日の水戸の気温は今年最高の36.5℃を記録しました。

 

標高が高いので、昼寝をしたほどに涼しいです。

 

スギタニシロエダシャク シャクガ科

笠間市 北山公園

 

幼虫食草は不明です。

8月21日

 

シロヒトリ ヒトリガ科

笠間市 北山公園

 

幼虫食草は、クワ、スイバ、タンポポ、イタドリなど。

 

アシベニカギバ カギバガ科

笠間市 北山公園

 

幼虫食草は、ガマズミ、サンゴジュ、ゴマキ、カンボクなど。

 


 

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