管理人のブログ      むし屋 07月(その1) 2018年


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7月10日

 

ナガニジゴミムシダマシ ゴミムシダマシ科

常陸大宮市 松乃草

 

ただ今、交尾中。

道路の脇に積んだ薪用のコナラ材にいました。

7月9日

 

タテジマカミキリ カミキリムシ科

昨年12月に材採集し、自宅飼育

 

いつまでも羽化してこないので、材(カクレミノ)を崩してみると、羽化はしていましたが脱出できずに死んでいました。

 

 

 

幼虫が入っているのが生木なので半年の保管は結構大変でした。

 

 

材採集した枝はこちら

7月8日

 

ウスモンツツヒゲナガゾウムシ♂

 ヒゲナガゾウムシ科

笠間市 北山公園

 

建物の外壁にいました。

体長8mmです。

 

♂触角の第4節は広がり卵形です。

鞘翅後方に黒い帯があります。

 

生息分布は、本州、四国、九州、対馬、サハリンです。コナラ、クヌギなどの枯れ木にいて、明かりにも集まります。

 

似た種に、フタモンツツヒゲナガゾウムシがいますが体長が5.5mm内外とこれよりやや小さいです。

 

トガリシロオビサビカミキリ カミキリムシ科

笠間市 北山公園

 

幼虫、成虫ともフジ、クズ、クワ、クリ、オニグルミの枯れ蔓、枯れ枝にいます。

7月6日

 

ノコギリクワガタ♂ クワガタムシ科

笠間市 以下内緒

 

体長57mm (顎を含む)

 

最近、こんなりっぱな顎をもった大きな個体を見ることが少なくなりました。 久々の大物です。

羽化したばかりのようで真っ赤です。

 

雨が降っていましたが、傘をさして林の中を歩いて見つけました。

 

マダラメカクシゾウムシ ゾウムシ科

笠間市 北山公園

 

クチバスズメ スズメガ科

笠間市 北山公園

 

建物の壁に10匹ぐらい留まっていたので兄弟達かも知れません。

 

幼虫食樹は、クリ、クヌギ、コナラ、カシ類など多食性です。

 

オオバナミガタエダシャク シャクガ科

笠間市 北山公園

 

建物の壁に4匹留まっていました。

大きなガなので目立ちます。

 

リンゴツノエダシャク♂ シャクガ科

笠間市 北山公園

 

これも大きなガなので目立ちます。

 

幼虫食樹は、ヤナギ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、カエデ科、ツツジ科、キク科など。

 

カシワマイマイ♂ ドクガ科

笠間市 北山公園

 

幼虫食樹は、カシワ、ブナ科、バラ科、カエデ科など。

7月3日

 

水戸は34℃の酷暑です。

明日から台風7号の影響が出る予報なので、急遽いつもの虫友と八溝山でライトトラップです。

今夜は最近虫好きになった女性もご招待したので3人です。

山の上は風もあり、24℃とコンデションはあまりよくはなかったです。クリの花が満開です。

 

 

トラフシジミ シジミチョウ科

八溝山

 

翅の閉じた写真は4月にこちらで

 

八溝山集合が6時です。 水戸にいても暑いので、早めに着いてブナの森を散策です。

 

別世界ですう 〜〜〜 涼しいです〜〜〜

 

ウスイロトラカミキリ カミキリムシ科

八溝山

 

ブナの倒木でオオキノコムシを探していたらその上を歩いていました。

 

クロトラカミキリ カミキリムシ科

八溝山

 

今が満開のクリの花を掬(すく)って採れました。

 

エグリトラにそっくりですが、エグリトラは翅端が尖っていますが、こちらは丸いので判別できます。

 

エゾハルゼミ セミ科

八溝山

 

ブナを主体とした落葉広葉樹林に生息します。

 

泣き声は、ミョウーキン・ミョウーキン・

ケケケケ・・・・

 

スズキベッコウハナアブ  ハナアブの仲間

八溝山

 

ネットにつかまっている大きなアブは、カメラのレンズを通すと体は真っ赤でした。

栃木県ではRDB 準絶滅危惧です。

 

成虫は花の蜜を吸ったり、ハチの巣の傍で死んだハチを食べるようです。

 

ヒメアカハネムシ アカハネムシ科

八溝山

 

ただいま交尾中。

 

触角の違いで、ネットにしがみついているのは♀、下で逆さになって宙ぶらりんが♂のようです。

 

ライトトラップ終了まで、この形のままでした。

 

帰り道、道路を横断中のタヌキが目の前に。 急ブレーキで衝突は免れましたが、座席に置いていたクーラーボックスやカメラケースなど、荷物は全部床にぶ飛びました。

 

車のライトに目がくらみ、動けなくなったようです。

道路で轢かれて死んでいるタヌキやハクビシンのその原因を垣間見た気がします。

 

車載カメラの動画を静止画に編集しました。

 

↓↓ 大子町槙野地 (大子おやきの学校付近)

 

7月2日

 

ナゴヤサナエ サナエトンボ科

涸沼

茨城県RDB 2016:準絶滅危惧

 

砂浜で探していると急に足元を飛び立ち松枝の葉っぱに摑まりました。

 

しばらくして、翅を乾かし飛んでいきました。

7月1日

 

アイノミドリシジミ シジミチョウ科

常陸太田市 の山中(標高703m

茨城県RDB:準絶滅危惧

 

mの補虫網で採集しました。

 

 

 

表翅がきれいなので展翅してみましたが、乾きすぎて破れてしまいました。

 

ムラサキシジミ シジミチョウ科

常陸太田市 の山中(標高703m

 

こちらも、展翅してみましたが、乾きすぎて破れてしまいました。

 

こちらは、3mの補虫網で採集しました。

 

ハスオビヒゲナガカミキリ カミキリムシ科

常陸太田市里美牧場

 

ビーティングで落ちてきました。

 

触角がびっくりするほど長いです。

 

キイチゴ、ハナイカダ、サルナシ、キブシなどの枯れづるや枯れ枝などから得られます。

 

 

体のアップ写真です。

 

とまったら静止状態でまったく微動だにしません。

 

セアカツノカメムシ ツノカメムシ科

常陸太田市 熊穴沢林道

 

葉っぱの上にいました。

 

暑いのに、熊穴沢の源流部まで歩いてきました。

(入口が鎖閉鎖なので歩きしか入れません。)

 

←名のわからない葉っぱにいた不明イモムシ

常陸太田市 熊穴沢林道 で採集

 

飼育部屋の新顔です〜〜〜

 

食草は、やわらかく、楕円形の大きな葉っぱですが樹種名がまったく分かりませんでした。

 

茨城県植物園 植物相談室へ、葉っぱの付いた枝を持って行き調べて頂きました。

 

オオバアサガラ エゴノキ科)と判明しました。

イモムシは、シャクガ科のオオトビスジエダシャクと思います。

 


 

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