管理人のブログ      むし屋 08月(その1) 2018年


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8月9日

 

ゴマダラシロエダシャク シャクガ科

常陸大宮市 三王山

 

台風13号の強風を避けるように、クヌギの大木の株元にしがみ付いていました。

台風で周辺が薄暗いので、妙に目立つ状態でした。

 

幼虫食樹は、クスノキ科のアオモジ、クロモジ、ダンコウバイ、ヤマコウバシ。

 

クロコノマチョウ タテハチョウ科

常陸大宮市 相川

 

クヌギの樹液を吸蜜中で、ここには2匹いました。

 

山地性のチョウで林の中でよく見かけます。

 

幼虫食草はススキ、ジュズダマ、イネ科植物ですが、群生している処ではなく、単独で生えている処が好きのようです。

 

サトキマダラヒカゲ 

タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科

常陸大宮市 三王山

 

クヌギの樹液を吸蜜中です。

 

幼虫食草は、タケ、ササ類です。

 

午後、台風の風は無くなったので、アカマダラコガネを探しに行きましたが、カブ、コクワ、カナブンはいるのですが、アカマダラはいませんネ〜〜〜

8月8日

 

8月3日の写真を移動しました。

ウラギンシジミ終齢幼虫 シジミチョウ科

常陸太田市 徳田

 

クズの花が林道に垂れ下がっています。

じゃまなのでどかそうと車を降りて花を見ると食痕(しょっこん)があります。

 

更に眼を凝らすと、イモムシを見つけました。

 

どこにイモムシがいるかわかりますか?

 

ウラギンシジミ前蛹 シジミチョウ科

常陸太田市 徳田

 

8月7日、体長12mmです。

 

クズの花が水戸では終わってしまい、どこを探しても見つかりません。

 

実や若葉(新芽)も食べるようですが、どうしようか考えていたら蛹になりました。

頭は写真左です。

 

ウラギンシジミ シジミチョウ科

常陸太田市 徳田

 

体長10mmです。

 

夕方飼育ケースを見たら蛹になっていました。

写真左上は、幼虫時の脱皮殻です。

8月7日

 

19日に那珂市門部(かどべ) での、「たんぼの学校」 で使用するテキストを作ったので、原稿を那珂市役所の持って行き、参加者さん人数分のコピーをお願いしてきました。

 

 

アライグマの剥製 

水戸市内 Kさん宅の庭にて記念撮影

環境省で特定外来生物に指定されています。

 

私の友人 さんは、趣味で剥製を作ります。

このアライグマは、自宅敷地で有害駆除されたものを貰い受け、剥製にしたものです。

動物研究家の Y 先生が、外来生物の講演会で使いたいというのでお借りする事で話を進めていましたが、頂けることになりました。

Y先生を案内してKさん宅へ・・・

さん、ありがとうございます。

8月6日

 

第8回 東日本軟式野球大会の開会式に出席してきました。

北海道〜愛知県・福井県までの各県代表軟式野球27チームの大会です。

 

 

タケウチトゲアワフキ

水戸市内の公園 ボダイジュ

 

今日は、東日本軟式野球大会の開会式に出席するため水戸から出られないので、タケウチトゲアワフキその後を見てきました。

 

春にあった巣の枝は選定(枝打ち)されていましたが、新たな小さな巣を見つけることができました・・・

 

公園管理人さんや庭師さんも、ここに珍しい昆虫がいるなど知るよしも無いヨネ!!!

8月5日 (日) 10時〜12時

 

茨城県植物園 で、「夏の昆虫観察会」 です。  

 

36℃を越えた猛暑の中、41名の参加でした。

熱中症寸前でしたが、参加者さんが、冷たい水を飲ませてくれて助かりました・・・

お手伝いのムシ友さん達、ほんとうにありがとうございました。

用意したおみやげのカブトムシは、子供達20人に2匹づつ、分けることができました。

 

8月4日 (土) 18時〜21時

 

 水戸市森林公園で、「夜の昆虫観察会」 です。

 

ウスモンヒゲナガゾウムシ♀

ヒゲナガゾウムシ科

水戸市森林公園

 

7月8日に撮影したのが♂で、今夜撮影したのが♀です。

♂は触角の中ほどにこぶがあります。

 

ミツモンキンウワバ ヤガ科

水戸市森林公園

 

幼虫食草は、ニンジン、ゴボウ、ダイズ、ミズソバ、ワタなど。

 

似た種に、イチジクキンウワバ、ニシキキンウワバがあります。

 

クロズノメイガ♂ ツトガ科 ノメイガ亜科

水戸市森林公園

 

開張20〜22mm

北海道、沖縄を除く地域に生息する日本固有種です。

 

幼虫食草は、ヘクソカズラ(アカネ科)です。

8月3日

 

キンイロネクイハムシ ハムシ科

常陸太田市 (内緒の湿地)

 

茨城県RDB2016 : 準絶滅危惧

環境省RDB2014 : 準絶滅危惧

 

生息地は非常に局所的で個体数も少ない。また、生息環境の消滅も心配される。

 

体長7〜9mm。成虫は5〜9月に現れ、ミクリやスゲの花に集まります。

 

石岡市上曽峠の湿地は残念ながら埋め立てにより消滅した。

(茨城県レッドデータブックより)

 

幼虫は水中の根で生活します。

 

 

 

見つけるまでに3年かかりました。

 

今年も6月から毎月2〜3回ほど通い、やっと撮影できました。

 

ミクリ

この写真は、福井県敦賀市若泉町へホタル観察会に行った時に撮影したものです。

 

茨城県RDB2012 : 準絶滅危惧

 

これがキンイロネクイハムシの食草です。

実がイガグリにそっくりなので「実が栗」と名がつけられたのだと思います。

実を触ると硬く、ゆすると花粉が飛びます。

8月1日

 

ドクガ ドクガ科

笠間市 北山公園

 

建物の壁に着いていました。

 

幼虫食草は、カキ、コナラ、ハマナス、イタドリ、サクラなどです。

幼虫で集団越冬します。

 

卵、幼虫、サナギ、成虫とすべて毒針を持っていて、触れると赤く腫れ、かゆみが数週間続きます。

触らないでよかったです。

 


 

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