管理人のブログ      むし屋 03月(その4) 2019年


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フチグロトゲエダシャク (冬シャク)の飼育記録をまとめました。

 

3月20日

 

フチグロトゲエダシャク♂  シャクガ科

 

茨城県RDB2016 準絶滅危惧

 

久慈川堤防

 

フユシャクです。♀のフェロモンを感知するため大きな触角を持っています。

 

大きさはモンシロチョウの半分ぐらいで複雑に早く翔びます。

枯れ草に降りると何処に下りたかまったく見つけられなくなります。

 

フチグロトゲエダシャク♀ シャクガ科

久慈川堤防

 

♀は翅が退化して飛べません。

 

体長は、16mmです。

交尾器を出してコーリングをしています。

 

卵が産まれたら飼育します。

幼虫食草は、ヨモギ、ギシギシが知られています。

3月22日

フチグロトゲエダシャクの交尾 が撮れました。

 

20日に採れたフチグロトゲエダシャクの♀がコーリングを続けているので、また現場に持って行って枝にとまらせるとすぐに(5分)♂が飛んできて交尾を始めました。

 

コーリング  ♀がフェロモンを放出して♂を呼び寄せる行為のこと。

 

5月09日

 

フチグロトゲエダシャク  シャクガ科

飼育 ♀福島県塙町 ♂茨城県那珂市

 

茨城県RDB2016  準絶滅危惧

 

卵から飼育していて、200匹以上います。

今日で平均体長33mmとなりました。

 

大型タッパで飼育していましたが、手狭となり、飼育環境も悪くなったので、大型洗濯ネット2つに分けました。

 


 

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