管理人のブログ      むし屋 10月(その5) 2021年


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10月30日

今月21日、かすみがうら市にある『森林総合研究所 千代田実験場』で、ライトトラップをセッティングして、いざ電源を接続しようとしたら、充電器を忘れてきてできなかったリベンジです。

 

目的はスカシカギバで、こんなに採れない(レア物)とは思っていませんでした。

 

 

 

←今夜、ライトトラップの森林総合研究所です。

 

標高50m

 

快晴で風なし、月なし。

 

17時点灯〜18時半終了

 

気温17時30分:19℃

 

ここは、国立の林業試験場立ち入り禁止なので、隣接地です。

 

ナラ枯れの原因のカシノナガキクイムシの粘着トラップが多数見られます。(水戸市森林公園にもあります。)

 

招かざる客1号  オオスズメバチ

 

翅音を立て、飛び回るこの大きさは、さすが迫力があります。

 

天幕の虫を追い散らし、こっちにもぶつかってきます。

 

捕虫網でキャッチし、踏み潰しました。

 

招かざる客2号  ダニ

 

体長1mmなので、マダニではありません。

 

撮影するのに床に敷いたシートに膝を付けることが結構あります。

 

今回は気が付き、ゲッ!!!

 

手指消毒用のアルコールを持っていたので、掛けまくったら、死にました・・・

 

ミスジミバエ♀ ミバエ科

森林総合研究所

 

今夜一番のお気に入りは、このハエです。

 

真ん丸いお腹と産卵管、コバルトブルーの目・・・ハエとは思えないかわいさがあります。

 

初見です。

マダラニジュウシトリバ(旧名ニジュウシトリバ) トリバガ科

 

かすみがうら市 森林総合研究所

 

成虫出現は、6〜8月 成虫越冬

 

幼虫食草は、スイカズラ

 

何度見ても感動です〜〜〜

 

 

 

ルリモンクチバ ヤガ科

森林総合研究所

 

『皆で作るガ類図鑑』に投稿して教えて頂きました。

 

前翅長27mmで大きいです。

 

成虫出現は、6〜8月、10〜11月の年2化

 

幼虫食草は、マメ科のジャケツイバラ

 

ルリモンクチバ ヤガ科

森林総合研究所

 

止まっているときは、翅を閉じています。

 

ヒメノコメエダシャク シャクガ科

森林総合研究所

 

成虫出現は、10〜11月の年1化

 

外横線、内横線とも点線が同定ポイントです。

 

ヒメノコメエダシャク シャクガ科

森林総合研究所

 

幼虫食樹は、ブナ科、ニレ科、バラ科ニシキギ科、ミズキ科、ツツジ科、エゴノキ科、カバノキ科、キブシ科など広食性です。

 

ホソバミドリヨトウ ヤガ科

森林総合研究所

 

成虫出現は、6〜7月、9〜10月の年2化

 

幼虫食樹は、アラカシ、シキミです。

 

ハスモンヨトウ ヤガ科

森林総合研究所

 

成虫出現は、8〜11月

 

幼虫食草は、キク、セイタカアワダチソウ、ネギ、ナス、ダイズです。

 

イチジクキンウワバ ヤガ科

森林総合研究所

 

成虫出現は、8〜10月

 

幼虫食草は、ゴボウ、カラムシ、ダイズ、スイートピー、ゼラニューム、オランダイチゴです。

 

クビシロノメイガ ツトガ科

森林総合研究所

 

成虫出現は、8〜10月

 

首とお腹の一部が白いです。

 

触覚は、くの字に曲げて、上に上げて止まります。

 

コシロアシヒメハマキ ハマキガ科

森林総合研究所

 

成虫出現は、5〜6月、8〜10月

 

幼虫食樹は、アラカシです。

 


 

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