管理人のブログ      むし屋 05月(その6) 2021年


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イボタガ イボタガ科 の飼育記録です。 食草は、イボタノキで飼育します。

 

 

この写真は、2016年3月26日、かすみがうら市上稲吉で撮影したイボタガです。

 

2021年4月19日

 

イボタガ卵 イボタガ科

水戸市 森林公園

 

イボタガの卵を探して、イボタノキを1本づつ見て歩きました。

 

卵が7個着いている枝をみつけました。

4月27日

 

飼育ケースを掃除しようと蓋を開けると1匹孵化していました。

 

左下の卵は、今、孔を空けている最中で幼虫が見えています。

 

幼虫の7本の肉質突起はまだ白いです。

 

2個目の卵の孔もだんだん大きくなって幼虫の頭が見えてきました。

 

2匹目の幼虫が孔からニョロっと出てきました。

 

イボタガ 1齢

水戸市 森林公園で卵採集

 

筆でイボタノキに移しました。

 

体長5mmです。

 

時間が経つと7本の肉質突起は黒くなりました。

4月28日

 

1齢

孵化半日後

 

体長7mmです。

 

イボタノキに食いついたようで、糞も確認できます。

4月29日

 

1齢

孵化2日目

 

 

 

飼育ケースはそれなりに大きいですが、群れているのが好きなようです。

 

卵7個は全部孵化しましたが、掃除の途中で1匹つぶしてしまいました。

 

現在6匹です。

 

1齢

孵化2日目

 

2日で体長10mmになり、2倍の大きさになりました。

5月01日

 

1齢

孵化4日目

5月02日

 

1齢 → 2齢へ

孵化5日目

 

脱皮中です。

 

体長15mm.

 

体の黒い横帯が途切れ模様になりました。

 

肉質突起が一段と長くなり、微毛がなくなりました。

5月05日

 

2齢

孵化8日目

 

体長21mm

5月07日

 

3齢

孵化10日目

 

体長21mm(まだ変化なし)

 

体の黒い横帯が点線模様になりました。

 

3齢 顔をアップ。

 

肉質突起が更に一段と長くなり、クネクネとちじれました。

5月09日

 

3齢

 

体長28mm

5月10日

 

3齢→4齢へ

 

脱皮中

 

背中の黒い点線がほぼ消えました。

 

肉質突起がさらに長くなりました。

5月12日

 

4齢

 

体長40mm

 

もうすぐ5齢になると肉質突起はなくなり、ノッペリしてしまうので、今の姿を眺めて楽しんでいます。

5月13日

 

4齢

 

肉質突起のある今の容姿を楽しんでいます。

 

5齢になったら、つまらない、ただの太っちょイモムシになってしまいます。

5月18日

 

4齢→5齢(終齢)へ

 

脱皮しました。

 

5齢(終齢)

 

体長61mm

 

肉質突起がなくなり、普通のイモムシになってしまいました。

 

5齢(終齢)の横顔です。

 

2匹だけ残して、卵があったイボタノキに放してきました。

 

鳥に食べられないように!

5月22日

5齢(終齢)。今朝の身体測定で9cmです。 腹脚も おしゃれですw

 

ものすごく食べ、大量の運子をします。゚→→→ 植木鉢の肥料へ。゚→→→ 虫達の食料へ

 

 

5月25日

 

終齢

 

2匹とも背中が黄色に変わりました。

 

朝は葉っぱを食べていましたが、夕方にはまったく動かなくなりました。

 

鹿沼土の飼育ケースに移動しました。

5月28日

 

前蛹

 

2匹とも薄い青に変わり、体も半分ぐらいに縮みました。

 

今は観察しやすいように、鹿沼土の上にコケを被せています。

5月31日

 

 

2匹ともサナギになっていました。

 

水戸市森林公園の土の中に戻してきます。

 

今年の飼育は完了です。

 

 


 

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