管理人のブログ      むし屋 12月(その2) 2020年


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12月29日

カミキリムシの材採集です。

 

 

リンゴカミキリ カミキリムシ科フトカミキリ亜科

小美玉市 先後(まつのち)公園

 

 

ソメイヨシノのひこばえでカミキリムシの糞とヤニが出ているのを探しました。

 

数十本見て廻りましたが、管理作業で刈り取られ、これ1本だけ残っていました。

 

リンゴカミキリの幼虫期間は2年で、幼虫の入った枝の先端は、最初の年は水平に、2年目で斜めに噛み切ります。

 

今回見つけたひこばえの先端は水平に切られているので1年目の幼虫です。

 

ヤニは傷口をふさぎ、カミキリ幼虫を包み込んで殺そうと戦っています。

 

リンゴカミキリ カミキリムシ科フトカミキリ亜科

小美玉市 先後(まつのち)公園

 

 

注意深く先端からカッターナイフを入れて割るとカミキリ幼虫が出てきました。

12月28日

石岡の家のお正月飾りが済んだので、ちょこっと土浦へ

 

 

 

 

ハス(レンコン)田で餌を探して歩き回り、脚も嘴(くちばし)も泥だらけです。

 

土浦市はコロナのクラスターが出ているのでコンビニにも寄らず、霞ヶ浦湖畔しか歩いていません。

12月27日

 

県庁東公園のクヌギ(3本)

 

 建物は茨城県庁です。

 

来春、ヤママユが孵化したらクヌギで飼育する予定なので、水戸の自宅の近くのクヌギをチェックして歩いています。

 

暖かいので初めて自宅から自転車で行ってみました。

12月26日

 

ビンズイ セキレイ科

水戸市 森林公園

 

松林の開けた広場を歩き回り、昆虫類やクモ類を探していました。

 

早朝から散歩ですが、10時を過ぎると家族連れが増えてきたので、コロナが心配で早々に帰ってきました。

12月25日

 

カミキリムシ幼虫

常陸大田市 棚谷

 

カミキリの材採集です。

 

ヤマモミジの生木で、径15mmほどの枝です。

 

坑道の右側に写っているのは糞です。

 

 

モミジの生木に入るカミキリは、ゴマダラカミキリが知られていますが、この種は地面に近い株元に入るのが普通です。

 

今回は、やや高い位置の枝です。

 

体長12mmほどでやや黄色い体色をしています。

 

連れ帰り、割った材は結束バンドで補修しました。

12月24日

 

ホンドタヌキ

那珂市 戸(山中)

 

イノシシの箱罠(はこわな)にかかっていました。

 

悲しそうな目をしていたので、罠の設置者に連絡して出してもらいました。

 

タヌキは有害獣の対象ではありません。

12月20日

 

アサギマダラ タテハチョウ科

団子石峠

 

来年2月、茨城県植物園での「越冬昆虫観察会」の準備のため、今年も幼虫を探してきました。

 

体長5.5mmの2齢幼虫です。すごく小さいです。

 

 

アサギマダラの網掛け飼育

水戸市の自宅庭

 

自宅庭に植えてあるキジョランで網掛け飼育です。

 

成虫になるまでまだ6ヶ月かかるので、キジョランがないと飼育は無理です。

 

キジョランは毒草です。

12月19日

 イノシシ イノシシ科 城里町 御前山

 

ガサガサ音がするので見ると、藪の中からイノシシが出てきました。

 

距離4mぐらいです。こちらに気がついたようです。 こっちに向かってくるのか緊張しながら身構え、ちょっとにらめっこ!

 

12月18日

 

セグロセキレイ セキレイ科

水戸市 全隈町(またぐまちょう)

 

ハクセキレイに似ているが、目の周りは本種は黒く、ハクセキレイは白い。

12月15日

栃木県 益子町 大郷戸ダムへ来年のライトトラップの下見に行ってきました。

 

ダム湖周囲はアカシデが多いです。その上方斜面はコナラやクヌギの落葉広葉樹林です。

 

写真正面中央に堰堤(えんてい)があり、タイプはロックヒルダムです。

 

同じタイプのダムは、茨城県内に、御前山ダム(農林水産省)、筑紫湖ダム(水資源機構:旧水資源開発公団)があります。

 

 

 

ダム湖の上流域の様子です。

 

正面の尾根は、茨城県との県境です。

 

谷津の両側はコナラやクヌギ林です。

 


 

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