管理人のブログ      むし屋 03月(その5) 2021年


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オオシモフリスズメ スズメガ科 の飼育記録です。

 

3月15日

石岡の家で保管していたサナギの内、今回はオオシモフリスズメトビイロスズメモモスズメオオトモエオミナエシを食べていたイモムシの5種を、水戸の家に移動しました。

 

オオシモフリスズメの2020年の飼育はこちら

 

 

オオシモフリスズメ

越冬サナギ

 

左上の小さなサナギは、オオトモエです。

 

軽いサナギは死んでいるので捨てました。

 

衣装ケースに並べ、羽化用につかまり木も設置しました。

 

オオシモフリスズメ

越冬サナギ

 

一番大きなサナギで、ずっしりと重いです。

 

♀のような気がします。

 

♀なら交尾をさせて卵を生ませたい。

 

3月18日

 

オオシモフリスズメ♀

 

羽化しました。

 

敷き詰めたコケの下から這い出てきました。

 

まだ、翅が開いていません。

 

オオシモフリスズメ♀

 

腹端を持ちあげ、シャーシャーと鳴きます。

 

手乗りオオシモフリスズメ♀です。

 

7匹、ほぼ同時に羽化しました。

 

お顔拝見。

3月19日

 

←産卵中

 

←卵

 

5個産みましたが、無精卵ぽい。

3月20日

 

♂のバルバ把握器)で、♀の複端をはさみ、交尾をするための器官です。

 

のお腹の中に緑色の卵が詰まっているのが確認できるので、今からハンドペアリングをします。

 

 

♂のバルバを上から見たところです。

 

ハンドペアリング中です。

 

両手が使えないので、妻の撮影です。

 

虫嫌いな妻は、文句を垂れながら撮影。

 

10分ぐらいこの体制を続けたら・・・

 

ハンドペアリング成功

 

♂のバルバがしっかりと♀を掴んでいます。

 

♀が♂を引きずりながら歩いていますが離れないので、成功のようです。

 

これで有精卵が産まれるでしょう。

 

ケースの蓋をし、暗くして放置です。

 

昨夜は夜中まで仕事をして、メールで納品を済ませたので、これから七曲隧道に行ってきます。

3月21日

 

 

今度は間違いなく有精卵のはず。

 

後は、昨年のように色が紫に変わってくれば孵化ですネ。

 

幼虫の食樹は、モモ、ウメ、サクラです。

3月31日

 

 10日目

 

黒くなってきました。

 

卵を虫友へ里子に出したので飼育は終了とします。

 

 


 

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