管理人のブログ      むし屋 07月(その12) 2021年


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茨城県で50年ぶりに見つかったマエアカヒトリ ヒトリガ科 の飼育の記録です。 

 

基本、ネギで飼育しますが、ナス、クワ、サクラなど、なんでも食べるようです。 農業害虫です。

 

茨城県 RDB2016 絶滅危惧  I A

 

環境省 RDB2014 準絶滅危惧

 

羽化したら、成虫は展翅して県庁にお返しします。

 

 

7月02日

 

マエアカヒトリ ヒトリガ科

茨城町上石崎 (茨城新聞ニュースから)

 

1齢 孵化2日目

 

体長は、mmぐらいです。

 

まだネギに食いつかず歩き回っています。

 

ネギはお隣さんのプランター栽培で、消毒していないことを確認して頂いてきました。

 

ネギは石岡の家の家庭菜園でたくさん栽培しているので、餌の心配はありません。

7月03日

 

1齢 孵化3日目

 

体長は、mmです。

 

ネギに食いつき、運子も確認できます。

7月04日

 

1齢 孵化4日目

 

体長は、mmです。

 

逃げ足は、モコモコと道路を毛むくじゃらのヒトリガが歩いているのと同様、ものすごく速いです。

7月05日

 

2齢? 孵化5日目

 

体長は、mmです。

 

毛穴に黒いマークが表れました。

 

飼育ケースにネギの他、クワの葉も投入。

 

クワの葉っぱは齧(かじ)っていますが好きではなさそうです。

7月07日

 

2齢? 孵化7日目

 

体長は、13mmです。

 

飼育ケースにネギ、クワの葉にサクラの葉っぱを投入してみました。

 

ネギは石岡の家の家庭菜園から無農薬を持ってきました。

7月09日

 

3齢? 孵化9日目

 

体長は、15mmです。

 

背中の模様に白が現れました。

 

ネギ、クワも新鮮なものは嫌いで、腐りかけ、若しくはくさったものを好んで食べています。

 

サクラにはまだ食いつきません。

 

部屋の中がネギ臭いです。

7月15日

 

4齢? 孵化15日目

 

体長は、25mmです。

 

一番大きな子の体長です。

7月19日

 

5齢 孵化19日目

 

体長は、30mmです。

 

脱皮しました。右下にあるのが脱皮殻です。

 

体長はこの子の寸法です。

 

今はクワだけで飼育しています。

 

クワは水の吸上げが悪く、すぐにシワシワになります。

 

毎朝5時ごろ(通勤車で混まない時間)、餌採りに行っています。

7月23日

 

終齢 孵化23日目

 

体長は、35mmです。

 

頭は右側です。

 

体毛は柔らかく、触っても痛くありません。

7月27日

 

終齢 孵化27日目

 

体長は、40mmです。

 

←顔です。

 

ぶきみな顔ですネ

8月01

 

(まゆ) 孵化32日目

 

糸を吐き、食べていた葉っぱを2枚併せて自分の毛を足して繭(まゆ)を作りました。

 

繭はこの子1匹だけで、他はまだ葉っぱを食べています。

8月02日

 

前蛹 孵化33日目

 

(まゆ)の中がどうなっているか開いてみました。

 

毛が抜けて裸になったイモムシがいました。 (ケムシ→イモムシ)

 

机の上には、毛がばらばらと落ちます。

8月05日

 

蛹 孵化36日目

 

(まゆ)の中を覗くとサナギになっていました。

 

蛹 孵化36日目

 

(まゆ)の中からサナギを出してみました。

9月24日

羽化しないので心配になり、サナギを確認してみました。

 

 

蛹 孵化50日目

 

 

持ってみると重いので、死んではいないようです。

 

衣装ケースの底に鹿沼土を敷き、そこに置いて水苔を被せています。

 

繭なので、自然状態ではどのような形なのかわかりませんが、おそらく、空中か、土中か、地面の落ち葉の中に転がっているのか

 

ヨツボシホソガ(ヒトリガ科)の繭は木の枝の葉っぱにありました。

2022年7月01日

 

羽化 孵化1年目

 

羽化の写真はこちらです。

 


 

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