管理人のブログ      むし屋 09月(その4) 2018年


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9月30日 (日) 10時〜12時

 

茨城県植物園 で、「秋の昆虫観察会」 予定でしたが、台風24号来襲のため、中止としました。  

 

9月28日

秋雨前線の雨と、台風24号来襲の狭間の1日だけの晴天で微風というので、虫友と八方ケ原へライトトラップに行ってきました。 

道の駅 やいた」 で昼食をしたので、水戸から車で3時間半でした。

台風が来るとは思えない秋晴れです。 18時の気温16℃でした。

 

夕方、あっちこっちから シカ の鳴き声が聞こえますし、クマ も生息しています。まだクマにはあっていませんが、キツネサルリスは目撃していて、今夜は下山途中でタヌキと遭遇しました。

 

写真は標高1280mの駐車場の展望台からの撮影です。 

写真左奥の山は、「大入道、標高1402m」 です。

 

写真中央の遠い山は、今年6月、別の虫友の、チビゴミムシ土中トラップ設置にお付き合いし登った那須塩原市の、「日留賀岳、標高1849m を含む山並」 です。

 

 

ムラサキシタバ ヤガ科

矢板市 大間々

 

8〜10月に成虫出現です。幼虫食樹は、トネリコ、カシワ、ヤマナラシ、ポプラなどです。

 

中部高原地帯にもいますが、ものすごく数は少ないようです。

超ラッキーな出会いでした。

なぜか翅を開いてとまります。

 

シロシタバ ヤガ科

矢板市 大間々

 

7〜9月に平地から山地に成虫出現です。

幼虫食樹は、リンゴ、ウワミズザクラ、イヌザクラなどです。

 

翅を開いてくれないので、何回も チョン×2 してやっと撮影しました。

 

以前、水戸市森林公園で大量発生を確認しています。

 

クロウスタビガ本州亜種 ヤママユガ科

矢板市 大間々

 

今晩の本命です。

 

ボロボロの個体を含めて8頭がきてくれました。

 

幼虫食樹はキハダです。(我が家でも購入した苗木が大きくなりました。)

 

ヒメヤママユ ヤママユガ科

矢板市 大間々

 

本命のガです。

 

数え切れないぐらいきました。

 

ミヤマダイコクコガネ♀ コガネムシ科

矢板市 大間々

 

今日きた甲虫は、糞虫のこれ1頭だけ。♀なので小さな角しかありません。

体長 20 mm です。

 

♂は、以前撮影したこちらです。

 

ここの高原には広大な放牧場があります。

体中、ダニだらけなので、洗ってから撮影。

 

クモ? (脚が8本あるので)

矢板市 大間々

ユウレイグモではないような気がします。

 

2番目の脚が非常に長いクモ?が2匹、マットの上を歩いています。

 

ちょっと触っただけで脚は取れてしまいました。

 

不明イモムシ

矢板市 大間々

 

体長 45mm で、触ると丸まります。

 

マットの上にこういうイモムシも歩いてきました。

歩き方は尺取虫(シャクガ)ではありません。

 

終齢幼虫と思われるので連れ帰ります。

 

ケンモンミドリキリガ ヤガ科

矢板市 大間々

 

幼虫食樹は、カエデ科のチドリノキ、バラ科のヤマザクラなどです。

 

ニシキキンウワバ ヤガ科(キンウワバ亜科)

矢板市 大間々

 

上翅に涙模様があるのでキンウワバと分かります。

 

北海道以外の国内に生息します。

成虫出現は10月頃です。

 

幼虫食草は、ゴボウといわれていますが確かではありません。

 

クロクモヤガ ヤガ科(モンヤガ亜科)

矢板市 大間々

 

上翅に縁取りした黒いハートマークがあります。

成虫出現は、56月、910月です。

 

幼虫食草は、キク科のハルジオン、タデ科のギシギシです。どちらもその辺にたくさん生えています。

 

エゾキイロキリガ ヤガ科(キリガ亜科)

矢板市 大間々

 

北海道〜東北、中部高地

 

幼虫食樹は、シナノキです。

 

ナカジロナミシャク シャクガ科

矢板市 大間々

 

本州、四国、九州に生息します。

成虫出現は、47月、910月です。

 

幼虫食草は、キンポウゲ科のセンニンソウ、ボタンヅル です。

9月26日

 

ビロードハマキ ハマキガ科

日立市 助川町

 

北進をしているガです。

6〜7月、9〜10月の年2化性です。

 

幼虫食樹は、カエデ、アセビ、ヤブツバキ、カシ類、モミジ、ヤマモモ、オガタマノキなど。

 

幼虫越冬で、カシ、ヤマモモ、ツバキ等の常緑樹の葉を合わせた中にいます。

 

ウスバミスジエダシャク シャクガ科

笠間市 北山公園

 

幼虫食樹は、ヤナギ科、クルミ科、カバノキ科、ブナ科、クワ科、ヒノキ科、クスノキ科、バラ科、マメ科、カエデ科などです。

 

キシタバ ヤガ科

常陸大宮市 三王山

 

クヌギの樹液を吸っていました。

 

成虫出現は、7〜8月で普通種です。

 

幼虫食樹は、フジです。

9月24日

 

今夜は十五夜です。

 

うす曇りながら月見はできましたが、すぐに厚い雲に隠れてしまいました。

 

お隣さんと、お月見をしました。

 

 

 

我が家の十五夜お飾りです・・・

 

猫がいるので、内飾りでなく、外飾りです。

 

アカマダラメイガ メイガ科

水戸市 見川総合運動公園

 

普通種です。

幼虫食草は、マメ科のメドハギです。

この個体は綺麗な色ですが、地域的に色変異は激しいです。

 

飼育しているヒナカマキリの餌採りで、補虫ネットにたくさん入りました。

9月22日

 

ナミアゲハ前蛹 アゲハチョウ科

水戸市の自宅

 

庭木のサンショに勝手に棲んでいたイモムシが蛹になりました。

 

初夏のサナギは寄生バチにやられていたので、今回も心配です・・・

 

駆除しても×2、母蝶が卵を産んでいきます。

 

アオスジアゲハ蛹 アゲハチョウ科

水戸市の自宅

 

飼育していたイモムシが、飼育ケースの底で糞まみれで蛹になり、転がっていました。

 

厚紙に糸でくくりつけ、尾端は、木工ボンドで貼り付けてみました。

厚紙ごと、七夕(たなばた)の短冊のように部屋にぶら下げています。

 

この個体は、卵から飼育したので寄生バチ(ハエ)には犯されていません

他の2頭は、自分で食べていた葉っぱに固定してサナギになりました。

 

カンタン♀ マツムシ科

茨城町 親沢

 

飼育しているヒナカマキリの餌採りをしていた

補虫ネットに入りました。

 

不明さなぎ

水戸市 元石川町

 

ウチスズメの幼虫を探していたら、ヤナギにからまったノササゲマメ科)の葉っぱを2枚、糸で張り合わせた中にサナギがありました。

 

大きさは21mmです。

 

スズメガは土中サナギなので、それとは違う種です。さて、何が羽化してくるか楽しみです。

 


 

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