管理人のブログ      むし屋 10月(その2) 2018年


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10月20日

 

ヒナカマキリ カマキリムシ科

千葉県で採集し飼育中

 

体長2cmのカマキリです。

やっと卵を産みました。

 

卵を産んでも親カマキリはまだ元気です。なので、餌採りを続けています。

 

 

ヒナカマキリ卵のう 

 

これが卵嚢です。

 

樹木の皮を入れてありますが、それを嫌い、飼育ケースの壁に産卵しました。

 

 

ヒメツチハンミョウ コウチュウ目ツチハンミョウ科

笠間市 北山公園

 

成虫は、4〜6月、10月に出現。本州、四国、九州に生息します。 

この個体、右、触角が欠落しています。

土中で生まれた幼虫は、花にたどりつき、飛んできたハナバチ類の巣に運ばれ、ハナバチの卵や貯蔵されていた花粉や蜜を食べて育ちます。

 

カンタリジンという有毒の体液を持ち、毒薬として使われました。

10月19日

 

ヒメヤママユ♂ ヤママユ科

笠間市 北山公園

 

成虫は、10〜11月に出現。

幼虫食樹は、サクラ、ウメ、クヌギ、ガマズミ、ミズキ、カエデなどで、北山公園や周辺にはこの全てがあります。

 

9月28日、栃木県矢板市の八方ケ原でのライトトラップでの写真はこちら。

10月17日

 

ヒメハナマガリアツバ ヤガ科

笠間市 北山公園

 

本州〜九州、屋久島まで生息します。

 

幼虫食草は、不明です。

 

下唇鬚(かしんひげ)、つまり鼻が上に曲がっているように見えるのが名前の由来のようです。

 

 

横から見ると下唇鬚(かしんひげ)が曲がっているのがよくわかります。

10月16日

 

オオハナアブ ハエ目 ハナアブ科

霞ヶ浦市 雪入の里

 

北海道〜沖縄県に分布し、平地〜山地の開けた場所の花などに集まります。

 

アブなので幼虫は水中で育ちます。

成虫は、4月〜11月に現れます。

 

公園のセイタカアワダチソウの花にたくさん集まっていました。

 

ビジョグモ

霞ヶ浦市 雪入の里

10月15日

 

ニホンミツバチの分蜂

石岡市 お隣の庭

 

お隣のご主人から、スズメバチの巣があるので来て・・・ っと 声が掛かりました。

庭木のウメの古木にニホンミツバチが集まっていました。

 

ミツバチの分蜂は春だと認識していましたが、こんな秋も深まった時期に分蜂とは驚きです。

 

今、蜜が採れる花はセイタカアワダチソウぐらいしか咲いていません。 大丈夫かな?

 

 

過去に見たミツバチ分蜂の最大は、

2015年に茨城県植物園での分蜂(写真左)です。

 

この後、自分たちの重さに耐えきれず地面に落ちてしまいました。

10月14日

 

ウスチャヤガ ヤガ科 モンヤガ亜科

石岡市 の自宅

 

成虫は10月〜11月の晩秋に出現します。

 

幼虫食草は、ギシギシ、イタドリ、ヨモギ、キリ、カラスノエンドウなどです。

 

夕方、茶の間を網戸にしていたのでそこに付いていました。

10月13日

 

茨城県植物園 で、来春の 「越冬昆虫観察会」 の準備で 「コモ巻き」 をしてきました。

乾燥する場所は避け、5本にセットしてきたので、何か入ってくれたらいいな・・・

 

 

コバネアオイトトンボ アオイトトンボ科

那珂市 

 

植物園での作業の帰り、8月に地元住民との観察会で見つからなかったトンボを探しに行ってみました。

風があったので、藪に隠れていた1匹を見つけました。

10月11日

 

オオノコメエダシャク シャクガ科

笠間市 北山公園

 

後翅をうんと開き、お尻を曲げてとまります。

ノコギリの目立てのように見えます。

 

成虫は晩秋に現れる中型のガです。

幼虫食草は、キブシ、ミツバウツギ、ゴンズイなどです。

 

トビイロフタスジシマメイガ メイガ科

笠間市 北山公園

 

食草は不明です。

 


 

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