管理人のブログ      むし屋 06月(その4) 2019年


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6月19日

 

モモチョッキリゾウムシ  

ゾウムシ科

水戸市木葉下(あぼっけ)

 

体長10mm

 

モモ、ナシ、ビワ、リンゴの害虫。

 

実の直前の枝の皮を残して噛み切り、その実に卵を産みます。

 

幼虫はしぼんだ実の中身を食べ、地面に落ちてやがて土に潜ります。

 

地面の中でサナギになり越冬し、来春、成虫になって出てきます。

 

現在、昨年から飼育中のツバキシギゾウムシは、まだ土の中(鹿沼土に入れています。)から出てきません。

 

クロハナノミ   甲虫類ハナノミ科

水戸市木葉下(あぼっけ)

 

体長8mm

 

クリ花粉を食べていました。

 

クロボシツツハムシ   甲虫類ハムシ科

水戸市木葉下(あぼっけ)

 

体長5mm

 

クヌギ、クリ、ハンノキ、ナシ、マメ科の葉をかじります。

 

鳥の捕食を避けるため、テントウムシに擬態していると思われます。(テントウムシを鳥は食べない)

 

卵を自分の糞で包んで産み落とす習性があります。

6月18日

 

ゴマダラモモブトカミキリ  カミキリムシ科

笠間市不動谷津溜

 

成虫出現は、5〜8月

 

成虫は、ケヤキ、エノキ、マメガキ、タブノキ、など各種広葉樹のほかモミやカラマツなど針葉樹に集まります。

今回は、クワの伐採木にいました。

 

 

ゴマダラモモブトカミキリ

笠間市不動谷津溜

 

似た種に、ミヤマモモブトカミキリ、ニセゴマダラモモブトカミキリ、ナカバヤシモモブトカミキリがいます。

 

この個体は、腿節が発達し太いので♂です。

 

ゴマフカミキリ  カミキリムシ科

笠間市不動谷津溜

 

各種枯れ木に普通種です。

 

ベニシタヒトリ  ヒトリガ科

笠間市北山公園

 

成虫出現は、6〜9月。

 

幼虫食草は、オオバコ、タンポポなどです。

 

後翅の鮮やかな朱色に見とれてしまいました。

6月16日

 

アオバセセリの隠れ家

水戸市森林公園の近くの林

 

食樹は、アワブキです。

花も咲いていましたが、そろそろ終りのようです。

 

葉を二つ折りにして中に棲んでいて、危険がないと分かると外に出てきて葉を食べます。

 

覗き窓から外を見ています

・・・ って目、あったっけ?

 

アオバセセリ終齢幼虫  セセリチョウ科

 

オニグルミノキモンカミキリ  カミキリムシ科

水戸市中河内町

 

成虫はオニグルミの葉をかじります。

6月15日

 

シラオビキリガ  ヤガ

笠間市北山公園

 

土砂降りでしたが、傘を差してちょっと覗いてみました。

 

成虫出現は、6〜8月

 

幼虫食樹は、コナラ、クヌギ、アラカシ、カシワです。

6月14日

 

フチグロヤツボシカミキリを探しにきました。

 

ホオノキの葉っぱに付いた食痕を見つけ、カミキリいないかな〜〜と見上げていると・・・

 

フチグロヤツボシカミキリ

カミキリムシ科

 

水戸市全隈(またぐま)

 

ホオノキの葉っぱの裏にしがみついて葉をかじります。

 

ヨツスジハナカミキリ  カミキリムシ科

水戸市森林公園

 

普通種中の普通種です。

 

ヤマブドウの花が満開で、本種のペアが数組交尾をしていました。

 

マスダクロホシタマムシ  タマムシ科

 

水戸市見川3丁目

 

私の虫好きをご存知の方が、自宅まで届けてくださいました。

 

家庭菜園の野菜にとまっていたそうです。

6月13日

今日から常陸大宮市の動植物調査で、午前中、市の職員の方に現地案内をして頂きました。

今年は、4箇所です。(日立市が1箇所で計5箇所。)

 

午後から調査員3人で現地を歩き、夕方、一旦水戸に帰ってきましが急いで常陸太田の武生へ戻りました。 常陸太田市武生(たきゅう)で今年8回目のライトトラップです。(週一ペースです。)

 

 

トホシカメムシ  カメムシ科

 

カメムシ最大級? 大きくて存在感あり。

 

体長16〜23mm    5〜10月にみられます。

 

前胸背に4つ、小楯板に6つ、合わせて10の小黒点が名前の由来です。

 

山地性で、ニレ類、カエデ類、サクラ類、ミズキなどの樹上に生息しています。

 

ニッコウフサヤガ  ヤガ科

 

今夜一番のお気に入りです。

 

腹端を思い切り上げてとまります。

 

成虫出現は、6月、8月

 

幼虫食樹は、カエデ科のオオモミジです。

 

 

ニッコウフサヤガ  ヤガ科

 

ルリモンクチバ  ヤガ科

 

成虫出現は、6〜8月、10月〜11月

 

幼虫食草は、ジャケツイバラだそうです。

 

本州〜フィリピン、ジャワ、インド、スリランカに生息します。

翅を立ててとまります。

終了間際(9時30分)に翔んできました。

 

ホソスジツトガ  ツトガ科

 

成虫出現は、6〜8月

 

幼虫食草は不明です。

 

シロマダラノメイガ  ツトガ科

 

成虫出現は、5〜8月

 

幼虫食草は、ガガイモ、キョウチクトウ、リュウキュウテイカカズラ、フウセントウワタです。

 

キベリトガリメイガ  メイガ科

 

成虫出現は、6〜7月

 

幼虫食草は不明です。

 

同定中―10

 

マダラメイガ亜科と思われますが同定にはいたりません。

 

キクビヒメヨトウ  ヤガ科

 

成虫出現は、5〜6月、7〜8月

 

幼虫食樹は、マツ科のカラマツなど

 

アトグロアミメエダシャク  シャクガ科

 

成虫出現は、5〜8月

 

幼虫食草は、不明です。

 

広く生息していますが、数は少ないそうです。

 

トビイロシマメイガ  メイガ科

 

成虫出現は、6〜9月

 

幼虫食草は、不明です。

 

マエシロモンアツバ  ヤガ科

 

成虫出現は、6〜7月、9月

 

幼虫食草は、不明です。

 


 

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