管理人のブログ      むし屋 10月(その2) 2019年


逆川へご招待| 行事 | サケ情報 |  ホタル情報 | 写真館 | 管理人のブログ | 魚道


 

むし屋表紙 | H31年1月  | | | | | | | | | | |

 

10月の(その1)へ戻る     10月の(その3)へ進む

 

10月12日

那珂市門部(かどべ)の久慈川です。

ここの河川敷に生息するフチグロトゲエダシャク(今、土中でサナギ)は完全に水没しました。

 

台風19号で増水した那珂川の太田街道万代橋(ことといばし)で、水位は橋桁すれすれです。

 

この時すでに、国田町、飯富町、枝川町は氾濫していて、家に帰るのに上流の橋は全て交通止めで渡れず、台地の道路を下ってきて、この橋を渡ることができました。

 

10月09日

 

オオキノメイガ蛹  ツトガ科

大子町小生瀬で採集し、飼育

 

食べていた大葉柳(おおばやなぎ)の葉っぱを二ツ折にし、糸を吐いて蛹になりました。

 

体長20mm  幼虫はこちら

 

途中葉っぱを食べ尽したので探しましたが見つからなかったので、大子町まで採りに行ってきました。 食草が近くにない場合の飼育は大変。

10月08日

 

クズの葉巻

常陸太田市町屋町

 

日立へ向かう途中、道路沿いに駐車し、スーパーで買ったお弁当を食べていると窓際に気になる葉巻を見つけました。

 

クズの葉っぱを何枚も重ね巻いています。

 

雨が降っているので雨粒が付いています。

 

バックの黄色はセイタカアワダチソウの花。

 

 

←そーと開いてみると、まだ、幼虫がいました。

 

ハマキガとはイメージが合いません。

とりあえず、連れ帰りました。

 

トビスジトガリナミシャク  シャクガ科

日立市十王ダム

 

成虫出現は、3月、9〜10月の年2化

 

幼虫食草は、キンポウゲ科のセンニンソウ

 

クロモンキノメイガ  ツトガ科

日立市伊師

 

成虫出現は、10月

 

幼虫食草は、アブラナ科、スミレ科です。

 

ヒメクロホウジャク  スズメガ科

日立市伊師

 

幼虫食草は、アカネ科のアカネ、ヘクソカズラです。

 

尾角は真直ぐで青く、先端は黄色。

 

体長は40mmあるので終齢と思われます。

 

連れ帰りました。

 

 

ヒメクロホウジャク  スズメガ科

日立市伊師

 

顔のUPです。黄色と青の縦模様があります。

 

似た種にホウジャクがいますが、ホウジャクには、顔にこのような縦模様がありません。

 

 

←アカネ科のアカネです。

 

蔓は紙やすりのようにザラザラしていて、掴むとポキポキ折れてしまいます。

 

飼育するのに探しまわり、水戸市内で常磐自動車道の法面(のりめん)フェンスに大きな群落を見つけました。

 

ヨモギハムシ  ハムシ科

日立市伊師

 

ヨモギの葉上で交尾中

 

ハムシ科の中では大きい方です。

10月06日

 

クロクモエダシャク  シャクガ科

笠間市北山公園

 

成虫出現は、5〜10月

 

幼虫食樹は、ヒノキです。

 

ヨツモンマエジロアオシャク  シャクガ科

笠間市北山公園

 

成虫出現は、5〜11月

 

幼虫食樹は、アカメガシワ、マルバハギなどです。

 

よく似た種に、ヘリジロヨツメアオシャクがいます。

 

スジキリヨトウ  ヤガ科

笠間市北山公園

 

成虫出現は、5〜9月

 

幼虫食草は、シバ、イネ、アワなど

 

芝の大害虫です。

 

オオオビハエトリ  ハエトリグモ科

笠間市北山公園

 

体長6mm  巣は作らず歩き回ります。

 

アリを頭からかぶり付く姿を見かけます。

 


 

10月の(その1)へ戻る      10月の(その3)へ進む